【2024グランパス】ルヴァンカップの楽しみ方

今年から大会方式が一新されたJリーグのルヴァンカップ。
5月22日で3回戦までを終えました。

われらがグランパスは３回戦、ニッパツ三ツ沢球技場で横浜FCと対戦し、3－1で見事勝利をおさめ、プレーオフラウンド進出。
その後組み合わせが決まり、次は柏レイソルとの対戦が決まりました。

今年のルヴァンカップ。
グランパスは
2回戦J3の大宮アルディージャに2-0
3回戦横浜FCに3－1
と滑り出しが好調ですが、ゲーム内容も相手が格下とはいえ良い内容で勝っています。

そこで今回はこのルヴァンカップの楽しみ方を検証してみます。

この大会方式変更のルヴァンカップの楽しみ方は…。　

【結論】新戦力・若手選手の活躍

以下3点からみていきます。
1.新大会方式の特徴は…？
2.新戦力・若手の積極的な登用…？
3.今後は…？

1.新大会方式の特徴は…？

今シーズンよりJ1～J3の全60クラブが争うトーナメントに変更。

ヴィッセル神戸、浦和レッズといったJ1勢が格下を相手に敗退する波乱も起き、経営面では地方開催で記録的な観客数となり、上々の滑り出しとなっているよう。

昨季までは原則としてJ1の大会だったが、今季からリーグ全体の成長拡大を狙って出場枠をJ3まで広げた。

目玉となったのが、一発勝負の3回戦までは下位リーグクラブのホームで開催し、上位リーグが敵地で胸を貸す大会にしたこと。
特に１ｓｔラウンド　第2回戦の八戸対鹿島戦では平日にもかかわらず入場者数4,844人の人を集め大いに盛り上がったとのこと。

下位リーグクラブはホームにリーグ戦では戦うことのないJ1強豪チームを呼ぶことが出来る。
上位チームのサポーターも普段のリーグ戦では対戦することのない行くことのないチーム・場所への観戦機会が増え楽しめるのでは…。

2.新戦力・若手の積極的な登用…？

対戦相手が下位リーグクラブになり、また過密日程も考慮されているのか、積極的に新戦力を登用している。

YBCルヴァンカップ2回戦：大宮アルディージャ vs 名古屋グランパスの試合メンバー
STARTING MEMBER
35 GK ピサノ　アレックス幸冬堀尾
4 DF 井上　詩音
5 DF 吉田　温紀
2 DF 野上　結貴
25 MF 久保　藤次郎
8 MF 椎橋　慧也
34 MF 内田　宅哉
28 MF 榊原　杏太
27 MF 中山　克広
10 FW パトリック
17 FW 倍井　謙

SUBSTITUTE
37 GK 杉本　大地
20 DF 三國　ケネディエブス
30 DF 行德　瑛
15 MF 稲垣　祥
21 MF ターレス
32 MF 鈴木　陽人
9 FW 酒井　宣福

２回戦ではピサノ　アレックス幸冬堀尾が公式戦初出場を果たし危なげないプレーを見せる。
試合内容についてもJ3大宮相手とはいえ、今シーズン一番ともいえる内容。
特に移籍してきた中山選手のスピードに驚かされ、その後この試合での動きが認められリーグ戦でも試合に絡んでいくようになるきっかけの試合でした。

YBCルヴァンカップ 3回戦：横浜FC vs 名古屋グランパス
STARTING MEMBER
16 GK 武田　洋平
24 DF 河面　旺成
5 DF 吉田　温紀
2 DF 野上　結貴
7 MF 和泉　竜司
6 MF 米本　拓司
8 MF 椎橋　慧也
28 MF 榊原　杏太
27 MF 中山　克広
77 FW キャスパー　ユンカー
18 FW 永井　謙佑

SUBSTITUTE
35 GK ピサノ　アレックス幸冬堀尾
3 DF ハ　チャンレ
30 DF 行德　瑛
17 MF 倍井　謙
25 MF 久保　藤次郎
34 MF 内田　宅哉
41 MF 小野　雅史
10 FW パトリック
11 FW 山岸　祐也

3回戦は怪我明けの選手を積極的に入れ、試合勘を取りもどす選手起用に見えた。
これまた良い内容。
特に3点目を決めた吉田選手のゴール前のリフティングからのシュートは昔の鹿島アントラーズのレオナルドを思い起こさせるスーパーゴールでした。