1口馬主

1口馬主って楽しいの?

はじめまして、1kuchiです。

競馬ファンなら「1口馬主」って言葉1度は聞いたことがあるかと思います。

競走馬のオーナーになってみたい――。
競馬ファンなら一度はそんな夢を抱いた事があるのではないでしょうか。
しかし、個人で馬主になろうとすると、所得と資産に関する高い要件をクリアする必要があり、一般の競馬ファンにはハードルが高いものとなっています。
そこで、クラブと呼ばれる法人が、1頭の競走馬を分割して出資を募集する形態の、擬似馬主システム、それが「一口馬主」という制度です。
僕のような普通のサラリーマンでも、クラブ法人が募集する馬の中から、気に入った馬に出資することで、馬主気分を味わうことができます。

で思います。そもそもそんな「1口馬主」っておもしろいの?

結論:もしあなたが馬好き・競馬ファンなら「1口馬主」は楽しい!です。

その理由を3つ説明ます。

・馬主(リアルダビスタ)気分が味わえる

・仲間と楽しみを共有出来る

・夢を見ることができる

上記の解説を1口馬主歴20年の経験談から話します。

1. 馬主(リアルダビスタ)気分が味わえる

・馬主(リアルダビスタ)気分が味わえる

元々僕は競馬が好きでG1レースには馬券を買い、競馬場や牧場に馬を見に行ったりしていましたが、「ダービースタリオン」(ご存じの方も多いとは思います,有名なゲームですね)という競馬育成ゲームを知りゲームの中で馬が成長していく楽しみをしりました。
そのような中「一口馬主」というものを雑誌で見つけ、始めたのがきっかけでした。

クラブにもよりますが、凡そ1歳の夏ごろから募集が開始され、デビュー前から成長していく姿を感じ、(もしかするとこのころが一番楽しい時期かもしれないのですが)・・・、初めてレースに出る週になると本当にワクワクします。
そのような一喜一憂する毎日、これは本当に楽しいものです。

その間クラブからは、デビュー前は月に1度、入厩後は毎週レポートが入り、まるで本当の馬主のような感覚を楽しむことができます。


2. 仲間と楽しみを共有出来る

学生時代の仲間は社会人になると段々と疎遠になるのが普通ですよね。
そのような仲間と一緒に共有することで、メール・SNSで遠く離れていても繋がる理由が出て楽しみをシェア出来ます。
いやいや、友達いないしというあなたも大丈夫。クラブに同じ馬を共有する仲間が出来ますよ・・・

ユニバース倶楽部

3. 夢を見ることができる

青臭いというあなた・・・実際に出資した馬が走ることにより、配当金が入ります。では実際どの程度なのでしょうか。

そこで僕が20年の歴の中で一番獲得賞金の高い馬を紹介します。

「シルクアーネスト」

知らないなぁ・・・そうですよね、ほとんどの方は聞いたことが無いのではないでしょうか。

2007年生まれで1歳の夏にシルクホースクラブで募集されましたこの馬は2009年6月にデビュー、新馬戦9着といういたって普通のこの馬でしたが、デビュー9戦目に未勝利を勝ち上がると、その後7歳まで46戦しました。最終の成績はというと、
46戦6勝を挙げてオープン馬となり、

・募集価格 ¥1,200万→獲得金累計2億0,549万

・1口価格 2.4万→1口獲得金41.1万

・回収率1,712%

どうですか?ほとんど聞いたことが無い馬でもこれだけの獲得賞金があるのは驚きではありませんか?

(これ程稼いでいてくれていたのねぇ)

ちなみに同じシルクホースクラブのクラブ馬でもあるアーモンドアイの場合をみてみると、

・募集価格 ¥3,000万→獲得金累計15億1,881万

・1口価格 6万→1口獲得金303.8万

・回収率5,063%

これをみると夢があると思いませんか。
【過去検証】アーモンドアイを出資出来なかったのか? 

アーモンドアイ ~9冠女王、最強の耀き~(特典なし) [DVD]

もちろんこのようなことはまれかもしれません。
私が愛用している一口馬主DBから、JRAが以前調査したデータによると、一口馬主が一頭の馬に出資して黒字が出る確率は12.8%
単純な確率論では出資すればするほど赤字が出る気もしますし、また当歳~1歳時の能力喪失などを除き、基本的に元本保証はありません
これだけを見る限り、多くの金融商品同様、金銭的にはリスクがある商品のようです。

「同じ投資なら、株よりも馴染みのある馬で手軽なお小遣い稼ぎを・・・」といった、投資利益を重視するスタンスで始めてしまうと、残念ながらあまり長くは続かないかもしれません。
一方で、一口馬主の世界を心の底から楽しんでいる方は多く、全国で5万人前後の会員がいるそうです。
一口馬主は、出資馬の応援・見学がてら、全国の競馬場や北海道の牧場への小旅行を積極的に楽しむといった、アウトドア派な方のライフスタイルを充実させてくれる一方、今のコロナ禍の中ネットとテレビを活用して、インドア派に徹するスタイルでも楽しめます。

推移とロマンを楽しむ、究極の大人の趣味、これが「1口馬主」ではないかと僕は考えます。

まとめ

一口馬主を楽しめる人

・馬の成長していく姿を見るのが好きな人

・仲間と共有することが好きな人

・推理とロマンが好きな人

一口馬主を楽しめない人

・短気な人、すぐに結果を求める人

・投資目的の人



 

どうですか?あなたは「一口馬主」この扉を開けてみたくなりましたでしょうか。では、また!

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