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【グランパス】マテウス カストロ選手-完全移籍の影響3選

このブログをお休みしている間、今シーズンの序盤の戦いは好調だった名古屋グランパス。
まさかの3冠獲得の可能性までありました。

しかし…
マテウス カストロ選手が8/3(木)にチームを離れ、アル・タアーウンFC(サウジアラビア)へ完全移籍して1ケ月が経過。

マテウスがグランパス最後の試合となった天皇杯ラウンド16以降、
天皇杯を含む6試合を戦い、
2勝3敗1分けと苦しい戦いが続いています。
天皇杯も準々決勝で柏レイソルに負け、3冠獲得の可能性もなくなってしまいました。

今回はマテウスが抜けた影響を考察します。

【マテウス カストロ選手-完全移籍の影響】
①得点力の低下
②セットプレーの相手チームへの脅威低下
③プレスバックの低下

やはりというべきか、不在の影響が徐々に形となって現れてきました。
成績が下降しているので悪いところが目につきますが良い点も無いかもう少し掘り下げます。

【マテウス完全移籍の影響】WORST3

第3位:プレスバックの低下

マテウスは時に(特に負けていると)独りよがりなプレーも無くはなかったが、ただそれ以上にチームに非常に献身的なプレーヤーだった。
自身がボールを奪われたときはもちろんのこと、後半運動量が落ちてきていた時でも自陣ゴールまでプレスバックをかけ、チームを助けていたシーンは何度も目にした。
ユンカー、永井もプレスバックは行っているがマテウスの献身性がなくなったのは試合終盤に守り切れず得点を許す要因のひつつかもしれない…。

第2位:セットプレーの相手チームへの脅威低下

天皇杯準々決勝の柏レイソル戦、ゴール手前のセットプレーが印象的。
稲垣・河面が構えていたが、どのようにするかはっきりせずボールを複数回さわり、結果相手チームに渡すことに。
せっかくのチャンスも誰が蹴るのか、何がしたいのかはっきりせず、中途半端。
マテウスの積極的なプレーが懐かしく感じた。
得点を奪いにいく積極性、前線でボールキープする力が弱まり、相手チームとしては後半楽に戦えているのではないだろうか。

第1位:得点力の低下

6試合で4得点。
複数得点なし、フォワードの得点無し。
わかりやすくはっきりと得点力の低下が形となって表れている。

特にユンカーが孤立気味になってしまい、ボールを収めても預けるところが薄い状態。
存在感の大きさが改めて浮き彫りなる。

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【マテウス完全移籍の影響】BEST3

・第3位

特に無し

・第2位:両ウインバックの攻撃性の増加

マテウス不在後の6試合で4得点の内、森下が2得点、野上が1得点と両ウイングの得点が目立つ。
これは以前よりより両サイドを有効的に使おうというチームとしての意図、そして2人の積極性がより目立つようになった結果の現れ。
サイドにボールが渡った時に、逆サイドの選手がよりゴールを意識しているのを感じられる。
ただ、その分守備になった際(特に後半)の戻りの甘さもあるのですべて良しとはいかないが…。

・第1位:移籍金の獲得

真偽のほどはわからないがおよそ5億円と言われている移籍金。
グランパスは売上高が
2022年度:6,173百万円
2021年度:6,911百万円
と82百万円減少しており、移籍金の売上はチーム経営の視点からはありがたい。
あくまでチーム経営の観点からのみで、サポーターがこれを望んでいるとはとても思えないが…。

まとめ
   
 移籍金は手にしたが得点力及び成績は下降気味
  セットプレーからの脅威が弱まり
  永井・ユンカーの前線の選手はマークが強まり孤立気味

次節はミッドウィーク及び週末にYBCルヴァンカップ。
準々決勝の鹿島戦です。
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ではまた!

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