[白い怪物]といえば、昭和世代の競馬ファンならタマモクロスとオグリキャップが思い浮かびませんか。
そして平成世代の白い怪物といえば、真っ先にクロフネが僕は思い浮かびます。
その名馬クロフネ(牡23)が老衰で2021年01月17日に他界しました。
クロフネは父フレンチデピュティ、母ブルーアベニュー、その父Clasic Go Goという血統。クロフネという名前にもかかわらず馬体は白く、名前と相反した印象が強く、芝でG1レースを勝ったと思ったら、実はダートのほうが強かったという想像を超えた強い馬でした。
そのクロフネ産駒に2021年1口馬主として出資すべきか・出来るか検証します。
【1kuchi的結論】父クロフネ産駒に出資するのは難しい。ただし母父クロフネ産駒は積極的に狙っていくべき
1.2019年種牡馬クロフネ 種付け数0→2020年生まれ0 、2021 1歳馬0
2.2020年母父クロフネ産駒が活躍
3.母父クロフネは種牡馬がサンデーサイレンス系、キングカメハメハ系どちらもOK
上記の解説をします。
1.2019年種牡馬クロフネ 種付け数0→2020年生まれ0 、2021 1歳馬0
クロフネは種牡馬として2021年1月24日現在で勝利数歴代7位である、通算1435勝を積み上げています。ただそのクロフネも2019年からは体調不良により種付けを行わず(その後種牡馬引退)しており、2021年に1口クラブとして出資出来るとしたら、当歳馬・1歳馬は産駒がいないために、未だ満口になっていないクラブの2歳馬の中から選ぶしかありません。
1口馬主DBで検索すると2歳馬のクロフネ産駒で満口になっていないのが(注:2021年1月末現在)2頭いるようです。(クラブはTCライオンとワラウカド)ただクラブに問い合わせをしているわけではないので、既に満口になっている可能性も有り、可能性としては低いのが現実です。
2.2020年母父クロフネ産駒が活躍
2020年は母父クロフネ産駒が活躍した年でした。
代表産駒:クロノジェネシス 父バゴ 母父クロフネ
ノームコア 父ハービンジャー 母父クロフネ
ステファノス 父ディープインパクト 母父クロフネ
特にクロノジェネシスは有馬記念や宝塚記念でも活躍。母父として、ブルードメアーサイアーランキングは2019年に続いて第3位。
(第1位はキングカメハメハ・第2位はサンデーサイレンス)
スピードとパワー、そして気性面における強さと安定を伝えてくれるはずである。繁殖牝馬の良さを引き出すタイプの種牡馬であれば、なおさらクロフネ譲りの美点は色濃く出るだろうと考えます。
父ディープインパクト、母父クロフネ
3.母父クロフネは種牡馬がサンデーサイレンス系、キングカメハメハ系どちらもOK
血統的にフレンチデピュティ、母ブルーアベニュー、その父Clasic Go Goというのは、サンデーサイレンス系の血もキングカメハメハ系の血も持たない点においてアドバンテージが高いと考えます。日本の生産界はサンデーサイレンス系の血とキングカメハメハ系の血が飽和状態と言っても良いほど多く、その地を持たないのは優位です。
クロフネ産駒にこれから1口出資するとしたら
・種牡馬クロフネ産駒に出資するのは非常に厳しい
・母父クロフネ産駒には1口出資は積極的に検討すべし
どうですか?あなたは平成の白い怪物である「クロフネ産駒」に出資したいと考えておりますでしょうか。僕は母父産駒として検討します。
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