GWを迎えて、もうしばらくで次世代の募集が始まる季節となってきましたね。
以前に今までシルクホースクラブに出資してきた自己出資馬の分析を1口馬主DBを参考に、過去20年の全馬と直近の10年でどの程度成長してきているかを検証しましたが、
その時に、
出資平均価格は平均値が2,450万のところを1,491万と約1,000万程安いですが、それ以外の成績はというと、勝ち上がり率、募集額回収馬率等ほぼ平均値でした。
そこで今回は、募集価格によってどの程度の差が出るのか、活躍馬を出せているか、My出資馬の価格別成績を検証します。
【My出資馬23頭を募集価格1,000万単位でどのくらいの違いが出るか検証】
募集価格:勝ち上がり :勝馬率 :獲得賞金 :1頭平均賞金 :償却額回収率
1000万未満: 3頭中2頭: 67% : 5151万 : 1717万: 215%
1000万台: 14頭中4頭: 29%: 3億5525万: 2537万: 205%
2000万台: 6頭中5頭: 83%: 2億2260万: 3710万: 173%
獲得金… 出資馬が獲得した獲得金合計。各種奨励金・手当含む。
過去 父サンデーサイレンスやディープインパクト・キングカメハメハと言った超人気種牡馬は1頭も出資したことがありません。父シルクフェイマスという渋い血統の馬が多いのが逆に特徴の為、これまでは募集価格は800万~2800万までの馬を出資してきました。
1000万未満の獲得金1位はシルクホームランという馬で、獲得賞金3742万。
1000万台の獲得金1位はシルクアーネストという馬で、獲得賞金2億549万。
2000万台の獲得金1位はレーヌドブレエという馬で、獲得賞金1億1133万。
意外と言っては何ですが、募集価格帯1000万未満でも3頭中2頭は勝ち上がり、勝馬率は67%。しかしながら1頭の平均獲得賞金は多くありません。
そして残念ながら価格別では1番多い14頭の出資をしている1000万円台は4頭の勝ち上がりで勝馬率29%.1頭平均賞金2537万とシルクアーネストやフェイマスエンドと言った総獲得賞金が1億以上が2頭いてもあまり良くない数字。
中途半端な価格帯が一番良くないのかもしれません…
そしてやはり6頭中5頭が勝ち上がり、1頭の募集価格が平均賞金2000万円台のところが 6頭中5頭の勝馬率83%,1頭平均獲得賞金3710万と一番大きいのは順当と言ったところでしょうか。
価格帯によってどう出るか、次の世代の参考になるかどうか、検証してみました。