ミッドウィークの開催がまさかのコロナの影響により延期となり、ホーム開幕戦を迎えることになったグランパス。
コロナ禍により昨年同様入場制限は続きますが、無事に開幕を迎えられる事に感謝!
前節同様ですが、今年は昨年からの方法を変更して、選手評を行います。
【変更点】
①10点満点方式から★~★★★★★へ
②出場選手全選手採点からBEST3&WORST3方式へ変更
【理由】 1kuchi的によりシンプルに、また何故その評価をしたのか、そして良い悪いをよりはっきりしたい。標準的な採点の場合毎試合似たようなコメントが多くなり、つまらない。その為標準的な採点は敢えて載せずに良かった選手、悪かった選手のみをコメントすることでより読んで面白味のあるもの、オリジナリティを出したく、このような思いを持ち今シーズン選手評を行いたいと思います。
では3月6日に行われた名古屋-札幌戦をDAZNにて観戦した、
名古屋グランパスの選手採点&寸評を行っていきます。
【結果】名古屋グランパス 1-0 コンサドーレ札幌
【チーム評点】
昨年までのフィッカデンティグランパスではシーズンを通してあまりメンバーをいじらなく1年を終えた(J1では一番少ない人数)。その為前節勝利したこともあり開幕戦からスタメン変更はないかと思っていたが、柿谷と相馬を外し前田とシャビエルの前の攻撃メンバーを変えてきたことにまず驚いた。そして後半の早い時間帯に3人(シャビエル・山崎・米本→柿谷・相馬・長澤)同時交代。その後、ゴールに結びつける決定的な動きをしたのが4人目の交代で入った宮原と監督の采配が見事にはまった試合といえる。得点の場面を振り返ると、まず先発で出場した攻撃的選手4人は全員左利き。右サイドから中央へカットインする場面が多く、守備側は徐々に慣れてきていた。だが、あの場面は交代の右利きの宮原がマテウスの背中を回ることで不意を突かれ札幌守備陣がバランスを崩したので、ゴール前が手薄になって、得点が生まれた。
交代選手をうまく使い、選手層の厚さを確実にプラスにした良い試合だったのではないか。昨年のゴール前に入る人数の少なさも得点になった相馬のような動きが今後も出来れば、今年は期待が持てる。
・第3位&第2位
該当者無し
・第1位
成瀬竣平
前半30分ヘディングでGKにボールを返す場面、中途半端で危ない場面。57分には遅れ気味に押し倒してイエローカード。プロフェッショナルファールか、寄せられると判断して遅れたのかは気になるところではあるが・・・。2つマイナス点、そして特徴のある攻撃的な持ち味を発揮する事が出来ず、途中交代もやむなしといえた。
・第3位
吉田豊
24分、左サイドライン際長い距離を走り、山崎へまでのパス出し、最後シュートはマテウスが外したのだが、シュートまで行ったように、左サイドを制圧していた。後半も運動量はアグレッシブな守備で64分のボール奪取も見事。
・第2位MOM
マテウス
唯一の得点シーンでは宮原との連携で右サイドを崩すことで前田→相馬とパスが通り綺麗な得点が生まれたのはやはりマテウスが起点となっていた。前半はシャビエルとの連携で崩したり、後半はヒールキックから前田のシュートへ行く場面等、今やチームには欠かせない選手。ボール奪取もひたむきに行いチームへの犠牲心も併せ持ち本日もMOMの活躍。
・第1位
マッシモフィッカデンティ
スターティングメンバー選考から、後半の3人同時選手交代等昨シーズンからは考えられないが、本日の采配は全て良い方向に運び、観ている側も采配にストレスを感じる事がなかった。守備も安定しており、1-0という得点結果も監督の理想といえる試合運びだったか。その為選手では無いが、第1位選定とした。
*MOM=1口が独自選定
*採点は★5満点,1口独自選定