名古屋グランパス

【2021J第3節柏戦】1kuchi的グランパス選手評

【Uno a Zero (ウーノ・ア・ゼーロ)】

イタリアで1-0で試合を終える事をこのように呼び、Uno a Zeroの美学があると言われています。前節Uno a Zeroで試合を終えたマッシモグランパス。開幕3連勝となるか注目の1戦となりました。
 
前節同様ですが、今年は昨年からの方法を変更して、選手評を行います。

【変更点】
①10点満点方式から★~★★★★★へ
②出場選手全選手採点からBEST3&WORST3方式へ変更

【理由】 1kuchi的によりシンプルに、また何故その評価をしたのか、そして良い悪いをよりはっきりしたい。標準的な採点の場合毎試合似たようなコメントが多くなり、つまらない。その為標準的な採点は敢えて載せずに良かった選手、悪かった選手のみをコメントすることでより読んで面白味のあるもの、オリジナリティを出したく、このような思いを持ち今シーズン選手評を行いたいと思います。

では3月10日に行われた柏-名古屋戦をDAZNにて観戦した、
名古屋グランパスの選手採点&寸評を行っていきます。

2021.3.10 三協フロンティア柏スタジアム 18時00分開始

【結果】名古屋グランパス 1-0 柏レイソル
【チーム評点】
 前節同様4-5-1の布陣は昨年と同様。昨シーズンはあまりメンバーをいじらなく1年を終えた(J1では一番少ない人数)が今年はターンオーバーを敷くのか多少メンバーを今節も変更。宮原と阿部を今季初先発、長いシーズンの中で過密日程を考慮した良い方向転換ではないか。
ボランチを筆頭に中央を締め、球際に強く、そして何より攻撃から守備に移った際の帰陣が早いのがマッシモグランパスの特徴。相手のシュートシーンも前半は特に1本とシュートまで持っていかれる事が少ないことが好調の要因ではないか。攻撃はサイドから中央へカットイン、もしくはクロスが多く、中央からの崩しが少ないので、守備側は徐々に慣れてきているが、そこで個の力で1点をもぎ取れるのが底力が垣間見える。
得点シーンもこぼれ球を米本がマテウスの右サイドのスペースにボールを出しマテウスを走らせます。マテウスが上げたクロスを柿谷がヘディングシュートし、こぼれ球を稲垣が押し込むというマッシモグランパスが目指してるサイドからの崩しのシーンではないか。昨年のゴール前に入る人数の少なさも得点になった稲垣のような動きが今後も出来れば、今年は期待が持てる。



【選手&監督評】WORST3

・第3位&第2位 
 該当者無し

・第1位
 阿部浩之
  攻撃時は両サイドが中心でトップ下に入った阿部にボールが入ることが少なく、チームとしてトップ下のポジションあまり機能していなかった。前後半通して目立たず特徴のある攻撃的な持ち味を発揮する事が出来ず、途中交代もやむなしといえた。

【選手&監督評】BEST3

・第3位
 米本拓司
25分のパスカット、36分のインターセプト等危機察知能力の高さはさすがの出来。相手のプレーを読んで中盤で何度もボールをカット。58分にはセカンドボールを拾い、ダイレクトでマテウスへ長いパス。決勝点の起点となるプレー。効果的な働きをしていた。交代は週末の連戦を考えての配慮か。

・第2位
丸山祐市
 49分ドリブルコースを読んでクリーンに突破を防ぐ。51分、61分のカバーリング。イエローカードをもらわないクレバーな守備、そして終盤の厳しい場面での声で鼓舞する場面。Uno a Zero (ウーノ・ア・ゼーロ)に欠かせない存在というのを示した。
チームへの犠牲心も併せ持ち本日MOM級の活躍。

・第1位MOM
 稲垣祥
 52分のパスカット等、米本とのダブルボランチでボール奪取出来るかがグランパスの好試合のバロメーターは昨年同様。
Uno a Zero (ウーノ・ア・ゼーロ)の得点シーン。58分に右サイドへマテウスへボールが入ったシーンで全速力でゴール前まで行き、ボールを要求。柿谷がヘディングシュートしてこぼれた球を押し込む。ここぞという場面でセンターラインからゴール前まで走りこんだ。ボール奪取能力だけでなく、試合を読む力の高さにより第1位の選定とした。

*MOM=1口が独自選定
*採点は★5満点,1口独自選定




では、また!

にほんブログ

-名古屋グランパス
-

© 2024 推理とロマンの1口ライフ Powered by AFFINGER5