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【見逃し禁止】WOWOW中継 マッシモ母国アズーリとグランパスの戦術的相違点

競馬でいえば2点で馬連GET‼ と言ったところでしょうか。

【EURO2020】WOWOW全中継 マッシモの母国アズーリは

で前回決勝のカードをイタリアXイングランドと予想しましたが、我ながら見事にHIT!
toto でやってほしかった。

ヨーロッパ最強国を決める4年に1度のビック大会. UEFA EURO2020 サッカー欧州選手権大会
ついに決勝のの顔ぶれが決まりました。

24ヵ国が出場、WOWOWで全51試合を完全生中継・ライブ配信‼
 サッカーを愛する者としては眠れない日々も残り1試合です。

WOWOW

名古屋グランパスの監督のマッシモ・フィッカデンティはイタリア出身。

決勝を前にマッシモ・フィッカデンティの母国イタリアと名古屋グランパスの戦術的相違点を検証しグランパスの課題点を見ていきたいと思います。


【1kuchi的結論】中盤の構成力⇒レジスタの存在

以下3点から見ていきます。
1.基本フォーメーションは…
2.類似点は…
3.レジスタとは…
基本フォーメーション

 イタリア代表のアズーリの基本フォーメーションは4-3-3

基本中盤は逆三角形の形でアンカーポジションで全体をコントロールするのは、チェルシーのチャンピオンズリーグ優勝の原動力となったジョルジーニョ。そしてその両脇で攻守のつなぎ役を果たすのが、パリ・サンジェルマンのマルコ・ヴェラッティと、スクデットを獲得したインテルで不可欠な戦力へと飛躍したニコロ・バレッラ。
彼ら3人が見せるクリエイティブかつインテンシティの高い中盤の構成力は、出場24カ国中でも屈指のレベル‼
一方名古屋グランパスの基本フォーメーションは4-2-3-1

中盤は正三角形の形でダブルボランチを多く採用。4バックは同じですがそこからサイドへパスが出るのが中心であり、中盤の底から前へのパスの構成力に違いがある印象。

類似点は…

 イタリアの代表監督は1964年イタリア生まれのロベルト・マンチーニ 56歳。クラブのインテルやマンCを率いて堅守備の実績を残し、カップ戦に強いイメージ。代表監督としてついにEURO決勝の舞台まで到達しました。
 グランパスの監督は1967年イタリア生まれのマッシモ・フィッカデンティ 53歳。同世代の監督といえます。
この時代、イタリア人監督としてやはり伝統のカテナチオが根底に流れているのではないでしょうか。
アズーリはGK”ブッフォン”の後継者ドンナルンマを軸として、CB以外でも守備意識の高さが目につきます。
一方グランパスもGKランゲラックを軸として、FWからチェイシングし守備意識の高さが毎試合特徴的であり、似たところが見て取れます。
そして両ウイングを起点にして攻撃するところも共通点といえます。
 

 

レジスタとは

【レジスタとは】もともと「演劇や映画の言葉で、演出家や映画監督として指揮を執り、内容を決定する総責任者」を指す言葉です。サッカーでも中盤の中央に位置し、プレーのリズムや攻撃の方向の決定などゲームをコントロールするのが大きな役割です。
具体的な選手でいえば元イタリア代表のピルロや今大会のジョルジーニョなどが該当します。
長短のパスや巧みなポジショニングを駆使して自チームが優位にゲームを進めるようにプレーします。

 【昔のレジスタ】はゲームをコントールすることが何よりも優先され、スペシャリスト的な要素が強い印象でした。
攻撃的センスに優れた選手をプレッシャーの少ない中盤の少し下がったポジションでプレーさせてよりゲームメイクに集中させます。そこで守備に不安があったとしても、守備能力が高いMFと組み合わせて守備を補ったりすることが多く見られました。
相手の守備陣形などを見てどの方向から攻めるのか、相手を揺さぶるためには短いパスか長いパスか、どのようなポジショニングを取ればチームが有効に攻めることができるかなど思考をめぐらせます。
守備に物足りなさがあったとしても多少目をつむり、とにかくゲームコントロールするサッカーインテリジェンスとそれを表現するテクニックが求められていました。

昔のレジスタがスペシャリストだとすれば、【現代のレジスタは】オールラウンダーとしての能力がより求められます。
ゲームメイクをこなしながら、守備時にも正しいポジショニングやボール奪取力なども強く求められます。守備時にも存在感を求められるのが現代のレジスタです。

ジョルジーニョの攻撃的特徴はピルロと非常によく似ています。正確なパスとゲームコントロール能力を武器にゲームを支配します。
ジョルジーニョが「現代のレジスタ」と言われるのはフィジカル能力と守備能力の高さからです。高い身体能力も要しており、中盤を幅広くカバーできます。加えて、個人でボールを奪うことができます。

以前までのレジスタではうまく相手を誘導させて味方にボールを取らせるといったプレーが得意でも、個人でボールを奪い切る力は劣る場合も少なくありませんでした。
しかし、ジョルジーニョは1vs1の強さもあり、激しいアプローチから個人でボールを奪い切ることが可能です。
攻撃的センスに加えてこのような運動量と守備能力があるからこそ、「現代のレジスタ」と形容されます。

この【レジスタ】の存在がグランパスとの最大の違いかもしれません。
残念ながらダブルボランチを組む選手の守備意識と守備能力の高い選手を監督は望みます。その為中盤の構成力で正確なパスとゲームコントロール能力を武器にゲームを支配する選手がいません。激しいアプローチから個人でボールを奪い切る米本、豊富な運動量とミドルシュートが得意な稲垣がおりますが、昔のレジスタが得意とするゲームメイクの出来るプレーを求めていないところが最大の違い、そして又攻撃面において課題ではないか…  と考えています。

ユーロ2020|決勝組み合わせ

試合日 カード 開催地 放送予定
7/12(月)4:00 イタリア vs イングランド ロンドン WOWOWプライム/4K/オンデマンド
※すべて日本時間

【1kuchi的結論】

    ・中盤の構成力
       ⇒レジスタの存在

          【必見】EURO決勝でアズーリ中盤のパス回し 

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EURO2020の視聴方法は、全試合がライブ映像で放送され、注目の試合を見逃すこともないWOWOWがやはり最もおすすめです。

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ちなみに、準々決勝、準決勝、決勝は7月からスタートするため、この期間だけの試合に絞るなら、「無料トライアルに加入→7月中にキャンセル」という手続きを取るだけで、実質無料でEURO2020を視聴することが可能となっています。
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ではまた!

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